クレジットカード現金化の換金率の実態とは？実質換金率の相場や優良業者を紹介

多くのクレジットカード現金化業者では、高い換金率を提示しています。しかし、本当にその換金率どおりの金額を受け取れるのかと、気になったことはないでしょうか。

本記事ではクレジットカード現金化の換金率の実態について解説します。換金率から入金額を計算する方法や、実質換金率が高い現金化業者を見分けるコツ、優良業者とその口コミ・評判も併せてチェックしましょう。

クレジットカード現金化の換金率とは

クレジットカード現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を現金に変えることです。クレジットカード現金化は、利用する業者によって換金率が異なります。

できるだけ損をしない現金化のためには、換金率が重要です。まずはクレジットカード現金化の換金率について、意味や計算式を押さえておきましょう。

申し込んだ額に占める入金額の割合

クレジットカード現金化の換金率とは、申し込んだ額に占める入金額の割合です。換金率を見れば現金化によって、入金される金額が分かります。例えば、クレジットカードのショッピング枠の10万円分を使って現金化する場合、換金率が90%なら受け取れる現金は9万円です。

クレジットカード現金化を仕組みで大きく分けると、以下の2種類があります。

• 買取方式
• キャッシュバック方式

キャッシュバック方式では換金率が「還元率」と呼ばれる場合もあり、どちらもほぼ同じ意味です。

換金率の計算式

換金率から入金額を出すときの計算式について、例を用いて解説します。

＜パターン1：換金率が一律の場合＞

このケースの計算式は、以下のようにシンプルです。

• 15万円×0.9（90%）=13万5,000円

＜パターン2：複数の換金率が用意されている場合＞

このパターンでは商品Aと商品Bに分け入金額を計算し、合計します。

• 商品A：5万円×0.95（95%）=4万7,500円
• 商品B：10万円×0.85（85%）=8万5,000円
• 合計：4万7,500円+8万5,000円=13万2,500円

換金率が高い現金化業者の実態

クレジットカード現金化業者の中には、高く魅力的な換金率を提示しているところもあります。しかし、換金率が高い現金化業者を使えば本当に手に入る現金が多くなるのでしょうか。多くの業者が設定している手数料を考慮して、高い換金率の実態を解説します。

手数料を考えると実質換金率は7〜8割が相場

換金率の変動や手数料を考えると、クレジットカード現金化の実質換金率は7〜8割が相場です。

現金化業者の公式サイトで提示されている換金率は、多くのケースで最大値となっており、保証された割合ではありません。また、換金率は現金化業者ごとに異なる上、条件やタイミングによって変動します。

さらに、申し込み額にそのときの換金率をかけた金額から、手数料・利用料といった諸費用が差し引かれることが暗黙の了解になっているのが現実です。現金化のために購入する商品の消費税が、換金率をかけた額から差し引かれる場合もあります。

手数料を含む諸費用の差し引き分を考慮すると、公式サイトで95%以上の換金率を提示していても、実質換金率は7〜8割が相場になるでしょう。実質換金率が8割を超えれば高いと考えられます。

ただ、諸費用としていくら引かれるのかが公式サイトで明示されていなければ、実際に振り込まれる金額は正確に分かりません。

クレジットカード現金化で差し引かれる可能性があるお金

クレジットカード現金化で、差し引かれる可能性があるお金は下記のとおりです。

• 現金化業者の利益になる手数料
• 振込手数料や決済手数料
• 送料
• 消費税

現金化業者による手数料として、事務手数料や利益手数料といった名目のものが差し引かれる場合があります。現金を受け取る口座に現金化業者が振り込むための振込手数料も、実質換金率を考えるときに考慮したいお金です。クレジットカード現金化のため商品や商品を購入するなら、その送料が別途かかるケースもあります。

さらに下記の要素によって、実質換金率が下がる可能性を覚えておきましょう。

• クレジットカードの種類（銘柄）
• 取引金額

クレジットカードの種類によっては、決済手数料が高く設定されていて、現金化に使うとお金が多く差し引かれる可能性があります。また、現金化業者の中には取引金額の大きさによって、換金率を変えるケースも少なくありません。

一方、クレジットカード現金化業者の中には差し引く金額について、「振込手数料のみ」「手数料なし」など明瞭な表示をしている優良業者もあります。

差し引かれる金額を含めた実質換金率の計算

クレジットカード現金化の実質換金率の計算について、下記の条件から解説します。

• 適用される換金率：90％
• 手数料、消費税など差し引かれる金額の割合：計10％

この条件で現金化するとき、手数料や消費税などの差し引き分を考慮した実質換金率は以下のとおりです。

• 90%-10%=80％

クレジットカードで15万円の現金化を申し込んだ場合、下記のように実際の入金額を計算できます。

• 15万円×0.8（80%）=12万円

現金化によって受け取れる金額は12万円です。差し引かれる金額を考慮せず13万5,000円が振り込まれると思っていると、1万5,000円の差に落胆しかねません。クレジットカード現金化業者を選ぶ際は、換金率だけでなく手数料についての記載も調べ、実質換金率を考えましょう。

実質換金率が高いクレジットカードの現金化業者を選ぶコツ

クレジットカード現金化業者の多くは、集客のために高い換金率を提示しています。しかし、実質的な入金額については、公式サイトに記載された換金率だけを確認しても分かりません。実質換金率が高いクレジットカード現金化業者を選ぶためのコツを解説します。

手数料についての記載を確認する

実質換金率が高いクレジットカード現金化業者を選ぶには、手数料についての記載の確認が重要です。優良業者の中には、現金化の利用者が負担する手数料を明記しているところもあります。想定外の諸費用を差し引かれないためにも、手数料がはっきりしている現金化業者を選びましょう。

手数料を記載していない現金化業者だと、たとえ高い最大換金率を提示していても、予想より実質換金率が低くなるリスクがあります。

また、実質換金率のベースとなる換金率自体が条件やタイミングによって変動するのが難しい点です。実質換金率を正確に知るには、まず申し込んでみてメールや電話で問い合わせるのが確実でしょう。

インターネット上の口コミ・評判をチェックする

インターネット上では数はそれほど多くないものの、クレジットカードの現金化業者を利用した人の口コミ・評判が確認できます。

実際の入金額は利用者の状況やタイミング、カードの種類といった諸条件に左右されるので、口コミと同じ結果になるとは限りません。とはいえ入金額に言及している口コミは、現金化業者を選ぶ上である程度の参考になります。

実際の利用者の口コミ・評判を見れば、換金率の実態が分かりやすいでしょう。入金のスピードや対応の丁寧さ、リピートしたくなる現金化業者かどうかの判断材料としても口コミは有用です。

実質換金率が高いクレジットカード現金化業者8選

クレジットカード現金化業者の中でも、手数料について公式サイトで明記していたり、他社より高い換金率を提示していたりする優良業者を8社紹介します。ここで紹介しているクレジット現金化業者なら、実質換金率に期待できるでしょう。

1.いいね！クレジット

いいね！クレジットは「3つの”なし”」で周囲に知られることなく、お得に現金化できるクレジットカード現金化業者です。「3つの”なし”」とは以下の三つがないという特長です。

• 勤務先への連絡
• 利用料や手数料
• 明細書の送付

利用料や手数料が無料なら、実質換金率の高さを期待できるでしょう。さらに新規利用や他社乗り換えなら、換金率がアップします。

公式サイトで創業以来カードトラブル0件と明記している点も魅力です。現金化がカード会社に知られて、カード停止のようなペナルティを課されるリスクが低いと考えられます。

2.パーフェクトギフト

パーフェクトギフトでは「初めて割」や「事業主割」を実施しています。タイミングによっては、他の各種割引キャンペーンを提供している場合もあります。換金率について明瞭な提示を心がけていて、申し込み時に伝えられる換金率どおりの額が入金され、そこから引かれる費用はありません。

スピード入金やカード事故の発生しづらさ、個人情報の管理が徹底されていることも、パーフェクトギフトのおすすめポイントです。パーフェクトギフトの公式サイトによると、利用者アンケートでは96.2%が高評価を付けています。

パーフェクトギフトの口コミ・評判

3.セーフティーサポート

セーフティーサポートは2001年に創業した、営業実績のあるクレジットカード現金化業者です。公式サイトによると、今までに累計6万人以上がセーフティーサポートを利用しています。

明朗換金を宣言するセーフティーサポートなら、丁寧な料金説明を受けられるでしょう。換金率以外の手数料は発生しない旨も、公式サイトに明記されています。セーフティーサポートの指定銀行口座なら、土日祝を含めて24時間振り込みに対応している点も、うれしいポイントです。

また、セーフティーサポートはWeb申し込みだけでなく、電話やメールによるサポートも24時間365日体制です。いつでも利用に関する疑問や相談を受け付けています。

セーフティーサポートについて詳しく知りたい場合は、下記の記事もチェックしてみましょう。
「セーフティーサポートは累計60,000人も利用中！高換金率と魅力的な仕組みについて解説」

4.ゼロスタイル

ゼロスタイルでは「3つの0」を掲げています。「3つの0」とは各種手続きが0円、クレーム0件、診断・見積もり0円という特長です。

ゼロスタイルでは現金化における利用手数料、振込手数料など換金率では分からない諸費用が必要ありません。現金化に関する診断や見積もりには費用がかからず、事前の相談も無料です。

また公式サイトでは、16年もの運営実績がある中で過去にクレームを受けたことがないと記載されています。

5.ファミリークレジット

ファミリークレジットは振り込みまでが最短3分と、スピーディな対応が望めるクレジットカード現金化業者です。深夜や土日祝にも振り込みに対応しているので、急ぎの資金調達にも役立ちます。

換金率は最98%と高く設定されています。手数料が0円であることが明記されており、実質換金率にも期待できるでしょう。女性なら換金率が1%アップする点は、女性の利用者にうれしいポイントです。

担当者指名制度を導入している点も、ファミリークレジットの大きな特長です。各利用者に専属スタッフが付くので、親身な対応を受けやすいでしょう。女性スタッフも多く在籍しているので、気軽に相談や問い合わせができる環境も魅力です。

公式サイトによると、ファミリークレジットの利用者継続率は93.8%です。2009年に創業して以来、多くのリピーターを獲得していることが分かります。

6.ラストチェンジ

ラストチェンジは、乗り換え希望者に向けた換金率のキャンペーンを打ち出しているクレジットカード現金化業者です。他社の見積もりを伝えると、換金率を1%以上高く提案してもらえます。新規の利用者からリピーターまで、お得に利用できるキャンペーンを展開しているのが魅力です。

スピーディな振り込みもラストチェンジのポイントです。営業時間は9:00〜20:00までですが、営業時間外の申し込みは翌日に対応してもらえます。営業時間後にお金が急に必要になったときは、急いでいる旨を記入してWebフォームから申し込みましょう。Web申し込みなら24時間受け付けています。

7.ソニックマネー

ソニックマネーの強みは最短3分の即日振り込みです。急いで資金調達が必要な場合、タイムラグのないクレジットカード現金化業者は役立ちます。

ソニックマネーは元々の換金率も高めですが、さらに他社でより高い換金率を提示された場合も相談が可能です。相談や見積もりは無料で、Webからなら24時間申し込みができます。

個人情報を厳重に管理している点も、ソニックマネーの魅力です。公式サイトによると、運営開始から現在に至るまで、カードの利用停止のようなトラブルは起きていません。

8.マイクレジット

マイクレジットは高い換金率を提示しているだけでなく、低い手数料の設定を魅力としてアピールしているクレジットカード現金化業者です。手数料の内訳・比率などは明記されていませんが、公式サイトでは1人1人から高い手数料を取ることはせず、手数料を下げて多くの人に利用してもらう方針と明記しています。

スタッフは親身な対応を心がけているので、利用者に寄り添った手厚い対応を受けられます。マイクレジットは初めてクレジットカード現金化を利用する人にも、おすすめの業者です。

また、マイクレジットでは個人情報を厳重に管理しています。現金化の利用を家族や職場など、周囲に知られる心配は少ないでしょう。公式サイトに記載されているように、創業以来カード事故0という点もポイントです。

クレジットカード現金化の注意点

クレジットカード現金化では換金率に目が行きがちですが、他にも注意したいポイントがいくつかあります。例えば業者の信頼性や申し込むタイミング、商品受け取りの場所・時間なども、クレジットカード現金化で気を付けたいポイントです。

業者の信頼性も重視する

クレジットカード現金化では業者の信頼性も重要です。業者選びを誤ると、さまざまなトラブルのリスクを高めてしまうでしょう。

例えば悪徳業者に当たってしまうと、伝えられていた換金率よりも大幅に低い実質換金率になる可能性も否めません。また、申し込み後に著しく低い換金率を提示されてキャンセルしようとしたところ、高額なキャンセル料を請求されるようなトラブルもあり得ます。

他にも現金が振り込まれなかったり、申し込み時に入力した個人情報を悪用されたりと、トラブルの事例はさまざまです。クレジットカードの現金化では、口コミもよくチェックし、業者にトラブルがないか事前にチェックしましょう。

今回紹介した中にはトラブル0と明記していて、多くの人に利用されている実績を持つ優良業者も複数あります。

混雑する月末・月初は余裕を持って申し込む

混雑する時期にクレジットカード現金化を利用するなら、余裕を持って申し込むことが重要です。月末や月初は給料日前で資金調達を考える人も多く、クレジットカード現金化業者が混雑する可能性が高まります。

通常なら5分以内・10分以内とスピーディに振り込んでくれる業者でも、混んでいるタイミングでは入金に時間がかかりやすくなります。

利用者が多く混みやすい時期には、スタッフがいて振り込みに対応できる電話受け付け時間も確認しておき、すぐ対応してもらえなくても即日で振り込んでもらえるよう夜のうちにWebフォームから申し込んでおきましょう。Webフォームには備考欄を設けている業者が多いので、急いでいる旨を記入しておくのがおすすめです。

初回は本人確認の時間も必要

クレジットカード現金化では、初回利用時に本人確認が必須です。本人確認の目的は不正利用の防止と、法律の遵守です。

クレジットカードの第三者による不正利用を防止するため、現金化業者は初めて申し込む人を対象に本人確認をしています。

また、買取方式のクレジットカード現金化業者は古物商に該当するので、古物営業法に則って本人確認をしなくてはなりません。本人確認をしていない業者は運営体制に不安が残ります。優良業者ほどクリーンな運営をしているので、きちんと本人確認を実施しています。

スピーディな対応が強みの現金化業者でも、初回利用時は本人確認の時間が必要です。少しでも早くスムーズに現金化するために、あらかじめ本人確認書類をそろえておきましょう。

商品受け取りの時間・場所を工夫する

キャッシュバック方式のクレジットカード現金化は、業者が指定した商品を利用者が購入し、現金を受け取る仕組みです。現金化業者が商品を買い取るわけではないので、利用者による受け取りが必要です。同居人がいて現金化を知られたくない場合には、配送業者にあらかじめ連絡し、受け取る時間や場所を指定しておきましょう。

届いた商品を受け取らない行為は、大きなトラブルの元です。クレジットカード現金化は融資ではなく、商品の売買という形を取っています。しかし、利用者が商品を受け取らず現金だけが振り込まれた状況になると、融資や貸金と見なされ法律に違反する可能性があります。

キャッシュバック方式で届くのはCD-ROMやキーホルダーといった、あまり価値が高くないようなアイテムです。届いたものを受け取りさえすればよいので、その後は捨てたり売ったりしても問題はありません。

まとめ

クレジットカード現金化業者を選ぶ際は、公式に記載された換金率だけを見るのではなく、実質換金率について考慮しなくてはなりません。高い換金率が提示されていても、手数料や消費税などが差し引かれて実質換金率が低くなれば、手に入る現金が少なくなってしまいます。

本記事で紹介したクレジットカード現金化業者は、いずれも手数料などについて公式サイトできちんと明記がされており、高い実質換金率が期待できる優良業者です。できるだけお得に現金化したいと考えているなら、紹介した業者の中から自分にマッチしたものを選んでみましょう。

利用時には時間や場所を問わず、手続きが簡単なWeb申し込みがおすすめです。